交通事故を起こした場合、どのような責任を負いますか?
自動車を運転していて事故を起こした時には、
(1)民事上の責任
(2)刑事上の責任
(3)行政処分
を負うことになります。
交通事故の加害者は、被害者に対して金銭による損害賠償の責任を負います。
例えば人を死なせてしまった場合には1億円を超える損害賠償責任を負う場合があります。
これが民事上の責任です。
また、加害者は、自動車運転過失致死傷罪などの犯罪としての責任を負います。
例えば、人を死なせてしまった場合には懲役刑が科される場合があります。
これが刑事上の責任です。
さらに、加害者は、その事故の内容に応じて、免許停止、免許取消などの処分を受けます。
これが行政処分です。