第25回
弁護士 盛田哲矢
はじめまして。弁護士の盛田哲矢です。?
昨年12月に弁護士法人あおば法律事務所に入所させていただきました。
これからどうぞよろしくお願い申し上げます。
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さて、皆様、体調はいかがでしょうか。
お体には十分お気をつけてください。
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そんな私はどうかというと、幸い体調を崩さずにお仕事をさせていただいております。
以前の私は、1月、2月、3月という時期になると、よく体調を崩していました。
私が今体調を崩さずにいられるのは、もしかしたら「とあるヨーグルト」のおかげかもしれません。
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そのヨーグルトは、体を強くするという趣旨の効果を売りにしています(効果を保障するものではありません。)。
私がこのヨーグルトを食べるようになったのは、体調を崩さないようにするためです。
つまり、予防の発想です。
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私の場合、風邪等の予防のために、ヨーグルト代を支出していることになります。たかがヨーグルトといっても、毎日となれば、出費はかさみます。
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しかし、それでも私はこの予防策を続けて行こうと思います。
というのも、体調を崩して、お仕事を休むことになったり、病院に通って医療費を出費したりするよりは、ヨーグルト代を支出して健康でいる方がよいと考えるからです。
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この予防の発想は、弁護士に相談する場面でもとても重要だと思います。
弁護士に相談するにもお金がかかります。
「弁護士に相談しなくても、うまくいくかもしれない」と思う気持ちはよくわかります。
しかし、中には、もっと早く相談に来てくれればよかったのにと思わざるを得ないケースがあります。
そして、一度紛争になってしまうと、時間の点でも労力の点でも、もちろんお金の点でも、多大なコストがかかることになりかねません。
そういうケースを見ると、私自身も心が痛みます。
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弁護士に相談すれば、ご自身が抱える法的リスクを知ることができるかもしれません。
そのリスクへの対処法も知ることができるかもしれません。
例えば、合意した内容を合意書という書面にするというのも、立派な予防の一つです。将来の発生するかもしれない「言った言わない」の紛争を予防できます。
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問題がないと弁護士に相談してはいけないということは決してありません。
むしろ、問題になる前に、紛争を予防するために、お気軽に弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。